「探究学習」の要点の一つが、学校外からの情報収集です。しかし、子どもたちが一般社会や企業の人々と直接つながることは大変難しく、不測の事態やトラブルも想定しておかなければなりません。
また、学校の先生方も、一般企業の人々との接触機会が少ないため、幅広い情報に精通するのは難しいというのが現実です。その結果、生徒に対して的確なアドバイスをしてあげることができず、もどかしい思いをすることもあるようです。
そこで当団体は、一般社会・企業から適切な人材をコーディネートし、個々の学校に応じた強固なつながりを創り出します。しかし、このつながりは子どもたちのためだけではありません。当然、先生方にもメリットがありますし、一般社会・企業の側にも、多くのポジティブな可能性が生まれてきます。
子どもたちは、様々な分野の社会人や専門家、地域の人々との交流によって、学校内だけでは得られない視野を獲得できるようになります。形態は、個別の交流から講演会まで、バリエーション豊かにご用意致します。それにより、子どもたちは、普段の学習を、将来を見据えて進めることができるようになるでしょう。
他方の一般社会・企業の側は、学校と連携していくことで、地域に貢献できる「人財」を早い段階から発掘・育成できるようになります。また、若年層からの柔軟なアイデアを、自らの業務に生かすことも可能になるでしょう。思いもよらなかった発想が、新しいことやものを生み出していくかもしれません。
さらに、そうした循環が生まれれば、それは「地域活性化」や「まちおこし」にもつながっていきます。地元の人々と深く結びつき、地元に誇りを持った子どもたちが、市町村の魅力を発信する担い手に成長していってくれれば、茨城県は新しい形に変わっていくことでしょう。